ボストンに留学して、日本とアメリカの大きな違いを感じたのは、レストランやコンビニでの支払い方のしかたです。
日本の場合は、全国チェーンの大きなレストランなら、ビザカードやマスターカードといったクレジットカードは使えますが、小さなレストランなどに入ると、現金のみです。だから、私の場合、現金がない場合には、近くの銀行やコンビニのATMに行って、お金をおろしてから、食事をしていました。
でも、ボストンに留学した後は、ほとんど、その様な心配をすることはなくなりました。マクドナルドの様な大きなチェーン店でなくても、個人でやっている韓国料理店やインドカレー店などでも、クレジットカードが普通に使えます。
私の場合は、あまりクレジットカードを使用すると、どこかで悪用される恐れがあるのではと思い、日本では、なるべく、クレジットカードでなく現金を使う様にしていました。
でも、アメリカでは、そんな事をする人のほうが少数派で、どんな場所でも、カードで支払うという人が多い気がします。
そこで私が個人的に思ったのは、この違いは国民性の違いなのではということです。
アメリカ人は「利便性を重視」する傾向にあって、日本人は「安全性を重視」する傾向にあると思います。
アメリカや中国がキャッシュレス化が進んでいると言われていても、日本は現金重視なのは、そんな違いからかもしれないと思いました。